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2011'07.02 (Sat)

国試対策的勉強法 その1

 皆様お久しぶりです。定期的に更新しないとだんだんモチベーションというのは落ちてくるもので、ずいぶんご無沙汰してしまいました。これからも毎週のように試験が続くので、これからは毎週3回とかいうわけにはなかなかいかないとは思うんですが、ぼちぼちやっていきたいと思います。

 とうとう自分も内科が始まってしまい、この前は内科の1回目の試験があったんですが、今日は内科の勉強ってどうしてるのってことについて書いてみたいと思います。

 勉強の仕方は人それぞれですし、自分に合ったやり方を見つけるべきだと思ってるので、あくまでこれは自分の場合のお話、参考程度に読んでもらったらと思います。

写真x
↑こんな写真だすと、自分が成書を全く読まないように見えますが、ちゃんと読んでますよ。関連分野のハリソンと中山は常に手元に積んでます。通読はしてないですけど…。


 で、内科のお勉強をするにあたって、基本的な考え方として、どういう勉強スタイルをとりたいのかということを考える必要があります。

 内科を勉強するにあたって、まず重要なのは、病気をどのようにカテゴライズしているのか、病気の分類を学ぶことだと自分は考えています。例えば血液の領域だったりすると、血液の病気は主に、赤血球の異常、白血球の異常、凝固系の異常(血が固まって血栓ができやすくなったり、逆に出血しやすくなったりするってことですね)、輸血・骨髄移植(とりあえず、どちらも血液領域での移植なのでひとつにまとめてみました)の4つに分けられて(赤血球も白血球も血小板も三系統が全部減っちゃう病気ってのもたくさんあるのでそれは例外的に覚えないといけないわけですが…)…さらに赤血球の異常では…みたいな感じで、とりあえず骨格をつかむことが大事です。なので、国試対策本にしろ成書にしろ、まず目次に目を通すのは大事なのです。

 ハリソンの通読を勧める先生も多いですが、はっきり言って、ハリソンは文字が多すぎて逆に重要なポイントが頭に入りません。少なくとも自分の能力じゃ無理です。やりたい人はやればいいですが、多くの人には英語版はいうまでもなく、日本語版でも厳しい…というか、通読しても頭に残らないんじゃないかと思います。自分は中山ユーザーですが、正直なところ、この前試験を受けた分野に関しても、中山の半分くらいは未読のまま試験を受けたように思います。まだ国試まで3年半以上ありますから、最終的には大方目を通すことになるとは思いますが…。 ということで、まだ骨格も頭に入ってない段階で、だらだらとよくわからないままに通読するのは非効率というのが自分の考え方です。やれば何らかの意味はあるとは思うので、やる人のことを否定したりはしませんし、むしろ、ハリソンの通読をクリアする人は自分よりも圧倒的に能力の高い方なので尊敬しますが…。

で、次にやるべきなのは、正常の復習。これはきっちりやるべき。ここをおろそかにすると単なる暗記ゲームになる。

3つ目にやるべきなのが、各病気についての大まかな理解。○○って病気について説明してって言われたら30秒くらいで病気の主な概念と主な所見、主な治療法について大雑把な説明ができるでしょうか。個人的には、学生、とりわけ、内科を学ぶ1年目の段階では、さっぱりわからない疾患がある穴ぼこだらけの状態なのに、一部の疾患についてはマニアックに理解しているという状態より、頻度が高い疾患、まれな疾患でも見逃すと致死的・もしくは患者さんの後々の生活に大きな影響を与える疾患について、大まかなところをきっちり理解しておくほうがはるかに重要だと考えています。大学の先生によっては、マニアックなところをマニアックに攻めるのがアカデミックなのだと言われるかもしれませんが、個人的には、マニアックなところは専門医やその分野の研究者だけ知っておけばいいし、ハリソンの隅っこに書いてあるような多少突っ込んだとこまで覚えていくのも、一通りおもな概念をおさえた後で、2周目、3周目を眼科とか皮膚科とか泌尿器科といったマイナー科目をやる傍ら、病院実習の傍ら、やる中でやればいいと考えてます。

という考えをベースに勉強の仕方を考えると…。これがなんと、多くの大学の先生に忌み嫌われる(40歳くらいまでの、割と若い先生の中には全然OKの方も多いですが…)「国試対策的勉強法」…だったのです。なんか睨まれそうだなぁ…。

具体的なお話は長くなっちゃったんでまた次回…。
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テーマ : 医療系学生の学生生活 - ジャンル : 学校・教育

18:16  |  医学部  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  ↑Top

Comment

試験お疲れさま

こんばんは。
試験が続くとのこと。お疲れ様です。
勉強することが多くて、大変ですよね。
教員採用試験の時をつい思い出しました。
まあ、レベルは全然違うんですけどね。
国試対策的勉強法、いいじゃないですか。
最終目的はそれなんだし。

暑くて、忙しくてっていうと私は食欲が落ちてしまうんですが、
Asklepiosさんは大丈夫?
時間も不規則になって、大変だとは思いますが、
しっかり食べて、体に気をつけて試験を乗り切ってくださいね。

肝っ玉とど | 2011年07月02日(土) 21:12 | URL | コメント編集

肝っ玉とどさん。早速のコメントありがとうございます。新着コメントってメールで通知されるんですね。今日初めて知りました。迷惑メールに振られてました。Gmailはフィルター設定をうまくしてやらないとどうも迷惑メールが多くて、迷惑メールじゃないものまで紛れてしまうので…。逆に言えばフィルター設定の自由度は高いので、うまく設定すれば、1日2通程度に抑えることができます。

国試対策的勉強法…。自分はいいと思うんですが、こだわる人がいるのですよ。別にその人が勝手にこだわるのはいいんですけど、そういう人に限って自分のやり方を人に押し付けてくるので、けっこう往生します…e-263

医療がサービス業の一部(もちろんその中でも特殊性は高いとは思いますが)と認知される現代においても、医業は神聖な行為であり医療者には崇高な精神が必須であるとかなんとかおっしゃる方もおられます。そういう方から見ると、国試対策本を使った勉強をするやつとか業務外時間を大切にする医師とかとかは医者の風上にも置けない奴らになるらしく、個人的にはその高ぶった崇高な精神が医者が労基法を守ったら確実に成立しない医療を築き、患者さんとの関係においても医者のパターナリズムを助長したんだと思うんですが…(まぁ、それで都合よく回ってた部分はありますし、逆に患者さんを本人の前ならまだしも、医療者だけの場でも患者様患者様といちいち様づけするのもどうかと思うんですが…。ちなみに、臨床の先生には医学生を先生と呼ぶ先生が多いですが、医者の間で相手のことを先生と呼ぶのが習慣化してるからなんでしょうが、これもバカちゃうの?と思ってしまいます。まだ先生ちゃうし…)。
Asklepios | 2011年07月03日(日) 07:11 | URL | コメント編集

すいません、僕も返信が遅れてしまいましたのでこちらのブログに。

生理のテキストのアドバイスありがとうございます。まさしく標準生理学を買って、初めの1冊としてはきついかなと思っていたところです。とても参考になりました。

学年が上がるとやっぱりたいへんそうですねえ。
暑い日が続いてますが頑張ってください。
レンセン | 2011年07月03日(日) 22:26 | URL | コメント編集

レンセンさん、こんばんはです。
こちらこそ覗いていただいてありがとうございます。生理学の基本は押さえておかないと、後で確実に後悔します。頑張ってください。

試験勉強もありますし、妙に気合を入れすぎると、前みたいに息切れすること確実なので、5日に一度の頻度で、更新したいと思っています。とりあえず8月中旬くらいまではもちそうです…。しばらくは、今日みたいな感じの記事が続きそうですが、参考になれば幸いです。
Asklepios | 2011年07月03日(日) 22:36 | URL | コメント編集

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